バーベキュー肉の下ごしらえ方法〜美味しいお肉を焼く秘訣〜
2022.08.03.Wed
関西最大級「海辺でのBBQ」が体験できる NGRILL です!
バーベキューのお肉は、ちょっとした一手間で美味しさが激変します。
その美味しさのために「下ごしらえ」をする必要があるのですが
全ての下ごしらえをバーベキュー会場で行うのはなかなか難しいところ。
そこで今回は、ご自宅であらかじめして行くことを前提に
バーベキュー肉の下ごしらえの方法をご紹介します。
この記事で分かること
お肉の下ごしらえとは一体何をするのか〈計5種類〉
下味をつける方法〈計5種類〉
ぜひ最後までご覧ください。
「お肉の下ごしらえ」って何をするの?
まずは、お肉の下ごしらえとは具体的に何をするのかをご紹介します。
大まかに分けて5種類あり、お肉や部位によって使い分けます。
① お肉を切る
バーベキューには塊肉が必須ですよね!
牛肉・豚肉の塊肉の切り方は「繊維に対して十時に」が基本形となります。
お肉をよーく見ると繊維が縦に入っているので、それに対して垂直に包丁を入れる、ということです。
切った後のお肉の厚さに関係なく
断面が綺麗になる切り方なので均一に加熱することができます。
② 筋を切る
お肉の繊維や硬い部位に包丁を入れて筋を切ると
お肉の反り返りを防いだり、噛み切りやすいお肉に仕上げることができます。
均一に火が通るようになるので、お肉がパサつくのも防げます。
③ 余分なものを取る
骨や皮など、必要のない部分を取る工程です。
皮は好き嫌いが分かれるので、最初から取っておくことをオススメします。
取った皮は一応置いておき、皮好きのメンツで串焼きにして食べちゃいましょう!
④ たたく
厚切りのお肉は、肉たたきを使ってたたく工程が必要です。
肉たたきというのは、お肉の繊維を切断するために使う器具のことで、麺棒などで代用できます。
お肉の繊維が壊れると、火がよく通って柔らかい食感を味わえます。
⑤ フォークで刺す
鶏肉に関しては、肉全体にフォークでプスプスと穴をあけていきましょう。
下味がよく染み込むようになります。
コロコロッとして縮んだ焼き上がりになることも防げます。
とっても大事な「下味をつける」工程
もちろん、お肉はそのまま焼いても美味しいのですが
下味をつけると漬けダレとお肉の成分同士が合わさり、美味しさが倍増するのです。
また、スーパーでよく売られている海外産のお肉は、硬くてあまり買わないという方が多いですが
漬け込むことで肉汁がお肉から漏れ出ることを防いで、柔らかく食べることができます。
お肉の臭みを取るのにも1番良い方法なので、下味は絶対つけたほうが良いです!!
では一体どんなものに漬け込んだら良いのか。漬け込み方法を5種類ご紹介します。
種類① 焼肉のタレ
手軽に美味しくできる魔法の調味料です!
一般的には醤油ベースですが、最近では味噌や塩など種類も増えてきているので
味変用にいくつか使うのもアリかも!
厚めのお肉なら1時間以上漬け込むと、中まで味が浸透します。
種類② 野菜etc.
玉ねぎや舞茸に漬け込むと、それらに含まれる「プロテアーゼ」という酵素によって
タンパク質が分解されてお肉を柔らかくすることができます。
玉ねぎをすりおろした物や、刻んだ舞茸の中にお肉を入れておくだけです!
とっても簡単ですよね!
付け合わせのソースとしても再利用できてオススメです。
種類③ ヨーグルト/麹
発酵食品に漬け込むのも良い方法です。
ヨーグルトは、乳酸が働いてお肉を柔らかくするだけでなく、臭みを取る効果もあります。
麹は、ヨーグルトよりもさらにお肉を柔らかくする力があります。
種類④ フルーツ
パイナップル、キウイなどを細かくすり下ろしたり細かく刻んだ中に
お肉を漬け込む方法です。
タンパク質が分解されてお肉が柔らかくなります。
フルーツの缶詰などではなく、生のフルーツを使うことで初めて効果が出るので気をつけましょう。
種類⑤ コーラ/ビール
炭酸によってお肉を柔らかくする方法です。
この方法で働くのは「炭酸水素ナトリウム」でこちらもタンパク質に働きかけてくれます。
漬けたドリンクが付いたまま焼くと焦げるので、必ず拭き取りましょう。
まとめ
お肉の下ごしらえには様々な方法があり、少々手間がかかります。
今回はバーベキュー前にご自宅でしていくことを前提にご紹介しましたが
会場で機材を準備している間にすることも可能です。
この一手間が、より美味しいバーベキュー肉を味わえる秘訣なので
バーベキューをする際にはぜひご参考までに。